ワーケーションとは

「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた造語。オフィスを離れ、どこかで休暇を過ごしながら働くこと。「ワーケーション」という言葉そのものは、2000年ごろにアメリカで生まれたとされ、近年働き方が多様化してきた影響で世界中に広がってきています。

オフィスから離れたところで仕事をするという点では、リモートワークやテレワークと同じだが、ワーケーションはただ離れているだけではなく、ビーチやリゾート、温泉街などの「休暇先」でゆったりバカンスを楽しみながら働く。たとえ仕事が忙しくても、「仕事扱い」で家族で海外旅行に行き、子供がビーチで遊んでいる合間などに仕事をすることを言います。

日本では、菅首相や小泉進次郎環境大臣が「新しい旅行や働き方のスタイルとして政府としても普及に取り組んでいきたい」と発言したことで注目された「ワーケーション」。テレビでも大きく取り上げられ、ネットでは「休暇中に仕事なんてしたくない」「コロナ感染のリスクがあるこの時期に?」「仕事中に遊ぶなんてとんでもない」などなど、さまざまな意見が飛び交っています。

しかし、コロナ禍でテレワークが当たり前となり、働き方や生き方が変わりつつある中で、人々が自身の働き方・生き方を見直す契機となっています。

北海道ワーケーション

当協会では、これまでのような首都圏一極集中から抜け出し、美しく自然豊かな環境でゆっくりとした時間を過ごしながら、仕事や人生で本質的に大切なことに向き合っていくライフスタイルへシフトする時代の変革を捉え、ワーケーション事業を北海道で進めていきたいと考えています。

テクノロジーの発展により、「場所」による利便性や情報の格差が少なくなる一方で、本当に好きな場所を選んで自由に働くという価値観が顕著になってきました。このような人々の根本的な価値観の変化に対して、北海道の国立公園が提供できる環境資源は膨大なものがあります。

今こそ「国立公園でのワーケーション」を一般的に普及させ、人々や企業に新しい選択肢を与えると共に、地域の新たな収益源としてのワーケーションに伴う観光・移住促進事業を実現させるべく、当協会は、この北海道の国立公園内におけるワーケーション事業を推進していきます。

当協会ではコロナ禍で混乱する企業、地域、個人、それぞれにメリットをもたらす、アフターコロナ時代の新しい「働き方&休み方」をご提案いたします。

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