2020年10月25日(日)~10月28日(水)の間で当協会企画の第2回 阿寒摩周国立公園内ワーケーション実践会を行いました。
(1)ワーケーション体験と現場視察
阿寒摩周国立公園内でのワーケーション体験として、森の中のカフェワーケーション、環境省ビジターセンターでのワーケーション、オーベルジュレストランでのワーケーション、温泉旅館でのワーケーション、湖畔でのワーケーションなど、美しい自然に囲まれた多様なシュチュエーションでのリモートワークやビジネス会議を実施頂きました。また、それぞれの環境でのWi-Fiの繋がりやすさや仕事のしやすさをについてフィードバックを頂き、どのようにアレンジすればより良いワーケーション環境になるかについて様々な意見を頂きました。
(2)地域交流・意見交換
ワーケーションプログラムの一環として、地域関係者との交流・意見交換の場を設けました。地域の歴史や文化を現場の人を通じて学び、自然との共生・持続可能な社会に向けた取り組みを知る機会を作ることで、経営者向けの体験コンテンツとしてより奥行きの深いプログラムとすることできました。
阿寒摩周国立公園管理事務所の笹渕所長からは、環境省が推進する「国立公園満喫プロジェクト」における阿寒摩周国立公園の取り組みを和琴半島フィールドハウスにてプレゼン頂きました。
また、川湯地域の老舗旅館「欣喜湯」の榎本社長からは、川湯の温泉街再興への取り組みと今後の展望について意見交換を実施いたしました。
その他、屈斜路コタンアイヌ民族資料館や隣接するアイヌ民族料理店の視察、特徴ある摩周焼を40年間作り続けている雅里のギャラリへの訪問など、地域の文化・歴史を感じる様々な場所を巡り、交流を深めました。
(3)アクティビティ体験
環境省が主催する「川湯の森ナイトミュージアム」のイベント開催に合わせ、今回初めてとなる硫黄山のライトアップや、環境省ビジターセンターでライトアップされた森を見ながらのナイトバーなど、都会では体験できない大自然ならではの楽しみ方を満喫して頂きました。
また、世界中からカヌー愛好家が集まる、屈斜路湖から降る釧路川源流カヌーツアーをSOMOKUYAの土屋氏を初めとするカヌツアーガイドの皆様にご提供頂き、紅葉の季節に相応しい最高のロケーションでゆったりとしたカヌーツアーを体験し、この地域の自然の在り方を異なる視点で体験頂きました。
今回のワーケーションプログラムでは、当会が重視している3要素である「①大自然の中でのリモートワーク」「②地域交流」「②自然観光・アクティビティ体験」を全て組み合わせて、国立公園におけるワーケーションの奥行きの深さを体験頂くことで、大変高い満足度を得ることできました。さらに、その後の人生や仕事に、国立公園ワーケーションがどのように活きていくかについて幅広い議論を交わすことができました。
当協会では、首都圏の経営者やビジネスマンの方を対象とした、北海道の6つの国立公園におけるワーケーション体験実践会を定期開催しております。都会のオフィスでは実現できない新たなワークスタイル・ライフスタイルを体感し、地域との交流の中から新しいビジネスモデルを見出す契機となるということで毎回、大変高評価を頂いている短期ワーケーションプログラムです。
自然観光・地域交流・リラックスした環境でのリモートワークタイムをご提供しております。プログラムの中に、観光・地域交流を楽しむ時間と、リモートワークに集中頂ける時間の両方をご用意しています。
当協会が定期的に主催している企画のほか、企業様からのご依頼を受け、オーダーメイドのワーケーションプログラムをご提案させて頂くことも可能です。ぜひお気軽にお問い合わせください。
(一社)北海道ナショナルパークワーケーション協会 事務局
〒060-0052 札幌市中央区南2条東1丁目1-12 フラーテ札幌 4階
お問い合わせフォーム:https://npwhokkaido.sakura.ne.jp/wp/inquiry/
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